村岡、橋口両棋士のご結婚祝賀碁会

                                               寄稿 松本 護 


 村岡繁行九段と橋口美香四段のご結婚をお祝いする碁会が、
碁吉会(会長は高野氏)のスタッフのアイデアをてんこ盛りして行われた。
翔年は縁あって、5日の前夜祭と6日の祝賀会の両方に出席した。

 写真の腕の確かなM氏が両日にわたり、熱心に撮影されていたので、
後日、素晴らしいアルバムが出来ることでしょう。
翔年は食べたり、飲んだり、しゃべったりと自分自身が楽しむ方で、
カメラはほんの数枚ですが、
碁以外の芸達者が多かったので、その一端をお目にかけます。



主役のお二人


場所:愛染倉(アゼクラ)
 列席者:祝賀碁会は82名(内プロ棋士20名)、前夜祭は約30名

主役
祝賀碁会

お茶室にて

お茶室でお茶をいただいて、心を鎮めてから、碁を打ったのははじめての経験。

お茶室にて
ハート型の詰め碁 
中山典之先生の有名な詰め碁、オープニングハートで幕開け。
このような楽しい詰め碁が中山典之著「シチョウの世界」には満載です。

オープニングハート
中山先生
それにもまして、
先生の「むらおか はしくち」を読み込んだ「いろは歌(48文字歌)」の新作は
驚嘆に値する見事なものでした。ようくご鑑賞ください。

む ろんねもせじゆめのあさ 無論 寝もせじ 夢の朝   
ら くやうそなきちゑみえぬ 楽や嘘なき 智慧見えぬ  
を はるよにゐごひとつだけ 終わる世に囲碁 ひとつだけ
か ほふりすいてわれおまへ 顔ふり好いて 我 お前   

は つこひゐろりさけぬなか 初恋 囲炉裏 裂けぬ仲  
し るやゑむいほおまへをえ 知るや 笑む庵 お前を得 
く すぷんうそねゆめのせて クス プン 嘘ね 夢のせて
ち よもあらたにきみとわれ 千代も 新たに 君と我   


※中山先生のいろは歌関連著書
「囲碁いろは歌」壮光舎
「囲爈端歌百吟」芸艸堂
「囲碁いろは経」(古式折本・自費出版、非売品)
「囲碁禮讃 新いろは歌掌典」(非売品)
「囲碁いろはカルタ」大石天狗堂(両面)



芸達者が多かった余興

南京玉すだれフラダンス手品京女

末永く、
お幸せに!



蛇足:
 フランスの劇作家、アルマン・サラクルーの有名な言葉がある。
若い人のお祝いの席ではちょっと言いにくいが、ヒネリが効いているので、
翔年は大好き。

1 結婚は判断力の欠如
2 離婚は忍耐力の欠如
3 再婚は記憶力の欠如

 若すぎるという心配のないお二人は、じっくり長考の末、相手を選ばれたようなので、
判断力は間違いない。

 また、勝負は「ガマンが大事」とはよく言われること。
勝負に明け暮れるプロ棋士で我慢強くない人はいないと拝察する。
忍耐力も心配なし。

 さらに、囲碁は頭脳ゲーム、プロ棋士の能力の根底には、
ものすごい棋譜のデーターベースがあるはず。
記憶力の欠如人間がプロ棋士でいられるはずがない。これも問題なし。